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バリ島でコロナ感染 ホテル隔離で驚きの実態と注意点・処方薬

ここでは、バリ島在住の私がPCRテストで陽性反応、コロナ感染から
ホテル隔離をした際の状況をもとに、現状をまとめました。

インドネシア国籍でデンパサール在住の症例ではありますが、
もしバリ島でコロナになった場合が気になる方の参考になれば幸です。

検査から隔離までの日数

2022年2月初旬 アンティゲンテスト陰性

その5日後PCRテスト

PCRテスト3日後 検査結果で陽性が判明 集団検査で、約200人超えのためか結果連絡が遅く、その間は自宅で自主隔離。

PCRテスト4日後 ホテル隔離開始

PCRテスト6か7日後 自己負担のPCRテストで陰性なら自宅隔離に切り替え可能<下部に詳細説明あり

PCRテスト10日後 隔離解除、帰宅 検査なし(予備自宅隔離3日の指示あり)

PCRテスト11日目 アンティゲン検査(自己負担)陰性 自宅隔離も解除

病状と飲んだ薬

病状

アンティゲンテスト2日後 涙のような鼻水が2日間

アンティゲンテスト4日後以降 のどの痛みと咳が出そうな気管支の炎症 違和感が10日ほど続く。

味覚臭覚は通常と同じく変化なく、発熱もなしなので、感覚は普通の鼻かぜをひいた感じ。

ただ、のどの奥、気管の炎症違和感は、今までになく長く続きました。

あと、倦怠感もあったのですが、咳止めの薬のせいな気がしていたのですが実際は不明。

飲んだ市販薬

風邪薬 Panadol Flue (緑色のパナドール)1日3回 

咳止めシロップ Halamezin(アップル味) 1日3回

ファイザー製内服薬のステロイド薬 Methylprednisolone 1日3回 のどの炎症を抑える薬として服用

ビタミン Echinacea extra 1日1回

オレンジ味のど飴8個入り Strepsils 不定期主に食後

ホテル隔離後半に渡されたビタミンや錠剤

インフルエンザの抗ウイルス剤、ビタミン多種C,Dなど

ホテル隔離までのいきさつ

ホテル隔離になるまでのいきさつ

陽性結果判明後、住むエリアの集会所(バンジャール)へ陽性を届け出>集会所から保健局へ報告>保健局から私に電話連絡。


翌日朝8
時半ごろ
保健局から私へホテル隔離のリコンファーム。
ドライバーから電話で「今から迎えに行く」連絡

同日昼12時ごろ
送迎車到着 別の陽性者の迎え後ホテルへ向かう
*因みにその方は学校の先生で別ホテル隔離でした。


同日13:30

ホテル到着 陽性反応からすでに4日目

 

移動手段

保健所の送迎車(基本は救急車か医療専用車両だそう)

ただ、今回、人員が足りないのか政府から警察に手配された車
トヨタイノバの普通車(政府の車)ドライバーと補助の2名で、
完全防備で自宅までお迎え。
手配された方は、普段パトロールをしている警察官との事!

ご苦労様でした。

因みに、お迎え自宅前とホテル到着時に報告用と思われる車の前でドライバーと証拠写真撮影あり。

ホテルから自宅に戻る際は自己手配で、送迎はありませんが、公共交通手段利用可能です。

 

隔離日数の計算方法と対応

検査日をゼロ日と計算し、検査後陽性の場合、検査日翌日から最低10日間の隔離とされています。

 

ただし、隔離途中、6日目か7日目にPCRテストを自主的に行った場合で「陰性」なら、
ホテルから自宅に帰宅可能で、引き続き10日目までは自宅隔離が必要とされます。

もちろん「陽性」なら引き続き10日目までホテル隔離続行。

そして、6日目か7日目のPCRテストをしなくても10日目には帰宅が可能。
6日目か7日目のPCRテストは実費、自己手配なので、皆10日まで大人しく我慢されてました。

6日目か7日目のPCRテストをする場合、外出できないので、
隔離ホテルまでPCRテストをするために来てもらう必要があり、
私の場合、報告した保健局で調べると、
インドネシアルピアで550,000ルピア(約4,400円相当)の手配費との事。

ただ、そのような希望をする人が少ないためかなりイレギュラーらしい。

検査日翌日から10日目までホテル隔離をしたら検査なく帰宅可能ですが、
念のため3日は引き続き自宅隔離と言われます。

 

隔離中のPCRテストはなく、
10日目に発行してもらえる「隔離解除証明」を受け取って帰宅可能になります。

隔離ホテルの設備と環境

隔離ホテル名 Inna Shindhu beach Hotel 13:30チェックイン

部屋のタイプ ガーデンヴューの平屋コテージ

隔離エリア 裏口奥のガーデンエリア一体で一般客とは離れた場所

ホテルロケーションと規模 サヌール大型ビーチフロントホテル

ホテルの雰囲気 バリ島らしいリゾートガーデンが見えるテラス付30平米ほどの室内

費用 送迎含み食事も宿泊費も無料

部屋の付属設備
ツインルーム、エアコン、ドライヤー、湯沸かしケトル、ガラスのコップ、コーヒーカップ、バスタオル、水1日2本(リクエストすれば追加OK)、食事3回、バスタブなし、お湯シャワー、冷蔵庫、セーフティボックス、TV、無料Wifi有(電波無し)、トイレットペーパー

 

 

食事時間 8時、12時、18時 おやつ無し

食事内容 プラスチックの容器と食器(スプーンとフォーク)ティッシュ、アクアグラス(コップ1杯分の飲み水)

基本この量なので、おかずが少ないイメージで、初めの数日はご飯も硬くてきつかったです。

無料なので、文句は言えないのですが…。

 

その他詳細 

1部屋ツインベットで2人使用なので、他人と同居状態になります。

*バスタオルはなく、電話で請求。1日1枚ではなく、初めに2枚のみ届く。
*トイレットペーパー予備ナシ、無くなれば請求可能。デリバリー同様の受け取り方法。

ゴミや清掃 なし
滞在中は誰もホテルスタッフが入ってこないため、隔離エリア内のゴミ箱まで自分で捨てに行く。
アメニティは無いので交換も補充も無し。

部屋から出られる? OK
部屋の前のテラスと隔離エリア内のガーデンに限り、散歩や日光浴が可能。

ルームサービス 有り
ホテルにしては良心的な価格、容器は食事同様プラスチック製で隔離部屋のテラスまで届けてくれます。
支払いは現金をテラスのテーブルに置いておくか、振り込み。

外部からのデリバリー受け取り 可能❤

食事内容が少なかったので、デリバリーを頼む人続出でした。

このテーブルに取りに行く。↓

*受け取り方法*
ホテルロビーに届く>
ホテルスタッフが隔離エリア内の専用テーブルに届ける>
隔離待機用保健局スタッフがグループワッツアップでお知らせ>
自分で専用テーブルまで取りに行く

隔離用に持参したもの

日数分の着替え、シャンプー、コンディショナー、石鹸、歯ブラシ等アメニティ
化粧品、ボディローション、パック、薬、おかし、インスタントコーヒー、パソコン、撮影機材

 

一番持って行って良かったのは、「虫よけスプレー」
部屋の空気の入れ替えをする際必ず入ってきます。

辛かったこと2点

1番驚いたのは、隔離が二人部屋な点。

今回私の場合偶然、夫婦と娘(20代)さん3人利用の娘さん一人が嫌で3人で一部屋を使うとの事。

運良く、1人部屋が確保できたのは、不幸中の幸い。

他人と一緒だったらと思うと、ゾッとしますし、基本が二人部屋と知っていたら、報告せず自宅隔離をしたかも。

 

次に3度の食事がシンプル過ぎて、デザートやおやつが食べたくなったこと。

全て無料で文句をいうのは、どうかと思いますが、実際病院の入院食より質素なメニュー。

 

一般的には…

陽性結果を受けたのは、ホテルがあるクタエリアの保健局管轄内。

黙って家で隔離も可能だったのですが、
もし家族が陰性なら移してしまう可能性もある上、
家に陽性者がいると家族も隔離の対象になるので、不便

と言う事で、ホテル隔離が出来るよう、住むエリアの保健局へ報告しました。

 

バリ島で、もし風邪のような症状で診察を受ける場合、
場所によってコロナテストはありません!!!

 

保健局や一部の病院で診察をするなら、コロナテストがありますが、
クリニックや町医者の場合、コロナテストをせず診察を受ける方法もあるので、
隠れ陽性も沢山いると考えられています。

 

また、病院も指定隔離ホテルも売り上げになるので、
ターゲットを決めて陽性者をさがしているという噂も聞きます。

あとがき

幸い、家族は陰性だったので、私がホテルに移動することで、
家族の自宅隔離せず生活できたので良かったと言えますが、

まさかの二人部屋には驚きました!

バリ島のPCRテストではオミクロンかどうかわからない為、
同じ種類のコロナと限らないことは配慮されていないのですね…。

 

送迎ドライバーさん曰く、寝不足でもオミクロンになるよとの事、
「免疫力」が大事らしいので、皆様もどうぞお気をつけて!