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【バリ島の滝】パワースポットに響く叫び声と笑い声 グリアベジウォーターフォール

バリ島には多くの滝が存在していますが、中でも、お祈りの仕方が独特で迫力ある大自然が感じられる

【グリアベジウォーターフォール】をシェアします。

ここは、バリ人がお供え物を持参し、お祈りに向かう神聖なお寺なのに、一般の方でも立ち入れるので

観光気分ではなく、地元の雰囲気を存分に味わえるパワースポットとしておすすめです。

 

滝の特徴

1.滝に打たれながら笑ったり叫ぶこと

敷地内には、いくつかの滝があるのですが、

その中にここでは笑う、この滝は叫ぶと決まっているんです。

 

大人になって大きな声で叫ぶ機会といえば、ジェットコースターに乗った時か、

ライブコンサート参戦ぐらいで、なかなかストレス発散方法としては選ばれにくいものですよね。

 

大きな声を出すのは恥ずかしいと思う方でも、

滝に打たれながらなので水の音と重なり、誰の声かも判断できない環境。

まして海外と言う事で好きなだけ声をだすのがオススメです。

「キャァァァァ——」
「あはははは~」

とはいえ、私の様に翌日声が枯れる💦という程張り切りすぎるのもどうかと思いますが。

ご注意です!

叫ぶ滝
笑う滝

 

2.自然の造形美

滝がある場所は、渓谷の中。

洞窟の様に大きな岩壁に囲まれた細道を進んだり、

長い蔦が枝垂れた小路など、息をのむ自然の造形美が見られます。

 

3.ガイドさんの案内

沢山ある滝は参拝の順番が決まっているので、グループごとにガイド役の方が同行してくれます。

また、お祈りの仕方は場所ごとに違うので  ”何回頭にかけて何回飲む” と、案内がありますが、

暗くて見えにくい場合もあるので、やはりガイドさんがいるのはとても安心でした。

英語も話せる人が担当しているようなので、観光客の対応にも慣れているようでしたが、

人による可能性はあります。

インドネシア語と英語の案内文字
敷地内の案内表記

 

4.お供えする場所の数

渓谷には沢山の滝があるので、お供え物をする場合、チャナンなら20個程度は準備しましょう。

入り口付近だけでも11カ所、渓谷の中のいくつかの滝は7カ所ほどあります。

 

郷においては郷に従えで現地の人の気分になってお供え物をしたい方は、

是非チャナンとお線香を用意してお祈りしてみましょう。

 

因みに…
神様への祈りの言語は、インドネシア語じゃなくても大丈夫といわれています。
なので、私も未だに日本語で心の中で唱えています。
言語より信仰心が大切という感覚なんですね。

2.蓮の池

苔むした岩場の緑に囲まれた渓谷の中でひときわ目を惹く蓮の花

バリの家の庭でよく見る池を大きくしたイメージで作られています。

現地の人たちも、この蓮の花の上に立って記念撮影をしている人がいます。

また、個々が滝巡りの最後のスポットになっているので、写真の様に池に入って水浴びをします。

注意点

1.持ち物

ここでは私が用意した内容を記載しておきます。

着替えとタオル
・濡れた服を入れるビニール袋
・携帯用防水ポーチ
・道中のおやつと飲み物(遠足か!笑

お参りグッズ

A チャナン25個
B お線香とマッチ
C お祈り用生花
D  ”Arak berem” アラッブラムという液体
E お供えをするときのお盆

他にも…あれば尚よいというもの

・お賽銭用のお札(2千ルピアx20枚)チャナンに添えてお供えをするよう

 

バリ人は ”Sodan” ソダンと呼ぶお供え物も用意します。

必須ではないのですが、もし用意したい方は、
市場で「Mau beri sodan」マウ ブリ ソダンと言って探せば買えます。

通常は、1セット5万ルピア(約384円)程度で販売しています。

2.着替え・トイレなど

また、ルートの途中には、滝を浴びながら進む小路があるので、確実に全身びしょ濡れになります!

 

レンタルタオルはないので必ずタオルと着替え持参で向かいましょう。

着替えの荷物は、滝のエリア手前にあるロッカーが10,000ルピアで使えます。

数名で1ロッカーを利用してもOK!ですが、それほど大きくありません。

 

因みに…トイレはロッカーの横にあるだけなので、
済ませてから滝に向かう事をおすすめします。

また、ティッシュやごみ箱が無いのでビニール袋なども用意しておくと安心です。
濡れた服もそのトイレで着替える事になります。

そして
身体を清めた後なのでシャワーは用意されていないのがローカルらしい設備と言えますね。

潔癖症の方には向いていないかもしれません。

3.服装

参拝する際は基本バリ衣装ですが、上半身はTシャツなどの普段着でもOK。

ただし、 “Selendang” スレンダンという腰ひも は必要になります。

スカートタイプのバリ衣装なら、ウエスト部分がゴム製でストレッチが効いた素材なので動きやすくておすすめです!

スカートタイプのバリ衣装

勿論、全身バリ衣装でもOKです。

4.ガイドさんへのお礼?

グループごとに参拝の間ずっと誘導してくださるガイドさんへは、チップを渡します。

これは必須ではありませんが、ガイド役の方の大切な収入源なので

手伝ってくれた感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

チップなので、金額は決まっていませんがだいたい3万~5万ルピア(約230~384円)ぐらいが相場です。

因みに…

現金をそのまま渡しても大丈夫。
数人で参拝した場合、代表者がまとめて渡しても問題ありません。

5.おすすめ参拝方法

敷地内は広く参拝の順が決まっているため、勝手に進まずガイドさんに従いましょう。

また、携帯電話や財布などの荷物は、基本ロッカーに置いていきます。

ロッカーでの貴重品の保管が不安な方は小さめの防水バッグを用意して持参しましょう。

 

因みに!

iPhone1台ならガイドさんが撮影してくれるので、預ける事も可能です。

↑訪問者ではわからない撮影スポットから撮ってくれたりするのでおすすめ

(ガイドさんによる可能性はあります)

 

自分達で撮影した場合
ガイドさんが撮影した場合

さすが慣れてる~♡

6.   足元注意

バリ人がお祈りをするときは基本素足になる為、敷地内手前で履物を脱いで裸足になります。


とはいえ、足元は常に濡れた状態の岩場なので、滑らないよう注意しましょう。

塗れた岩場には段差も沢山
岩を削って階段に整備された場所も

場所によっては、登山さながらなルートを進むので、迫力満点ですが、落ちたり怪我をしないように注意しましょう。

7、神聖な場所

お寺に入る時同様、生理中の方は不浄と言われ参拝できません。

同じく産後三ヶ月以内の方(そんな観光の方はほぼいないと思いますが)も同様、館内に入らないようにしましょう。

 

もし、現地で急に生理になったら…
入り口手前のロッカーの横にカフェコーナーがあるので、そこで野良猫と戯れながら待つ…という感じです。

滝がある場所

 

空港から内陸に約1時間程度の、ウブドエリアの郊外にあります。

正式名称:Taman Beji Waterfall タマンベジ ウォーターフォール

住所:Br. Srinadi, Desa, Punggul, Kec. Abiansemal, Kabupaten Badung, Bali 80352 インドネシア

営業時間:朝10時から夜8時まで(←午前中がおすすめです。)

所要時間:最低でも1時間から2時間ほど 

周辺の様子:ロッカー横には、カフェや小さな売店があり、おやつや飲み物は買えます。

 

このように実際の滝がある場所は、グーグルマップ上で上記の名前ですが、

駐車場がある目的地は「タマンベジグリヤ ウォーターフォール」を目指した方がわかりやすいです。

 

滝までは徒歩で約5分ほど渓谷へ向かって降りていく感じです。

 

バリ人の中では ”Griya Beji” グリヤベジ という言い方が一般的で通じやすいので、ドライバーさんが知らない場合や現地の誰かに尋ねる場合使ってみてください。

因みに…
「Griya」という言葉の意味は、ヒンドゥ教の高僧のお宅を指すので、
神聖な場所という意味が名前からも伝わるネーミングになっているんです。

 

あとがき

いかがでしょうか?

叫んだり大声で笑うとかなりすっきりした気分が味わえそうですよね。

こんな特徴メリットがあります。

・滝行としてもOK
バリ人の気分を味わう
・秘境を楽しむ
・ストレス発散

もちろん、観光としても思い出話が増える事でしょう。

 

どちらかというと、観光より参拝するイメージが強い滝ですが

神々の島バリ島らしい雰囲気を存分に楽しめる時間になるので、興味がある方の参考になれば幸です。

 

タオルと着替えだけはくれぐれもお忘れなくです。