バリ島旅行や海外初心者さん
自分で旅行手配をした方
バリ島ホテルのチェックイン時間
通常、バリ島ホテルのチェックイン時間は、15:00に設定されているホテルが多く、
稀に、
Alila Uluwatu アリラウルワトゥヴィラのように、14:00というホテルもあります。
もし、午前中に到着しても、チェックインの時間までは待つことになるので、
その場合は、荷物を預かってもらって外出したりホテルのロビーや館内でくつろぐなどで時間をつぶす方が殆んどです。
アーリーチェックインについて
もし運よくすでに部屋が用意できている場合、チェックインの時間前に部屋へ行ける事があります。
ですが、前もって早く到着することがわかっていても、数日前には確約してもらえない「アーリーチェックイン」
当日でないとわからないので、希望している場合、一か八かで早めにホテルへ行くか、
アーリーチェックインの特典がある旅行会社があれば、それを使える申し込み先を選ぶと良いですね。
レイトチェックインについて
稀に…
チェックインの予定時間を過ぎてから、部屋に案内される可能性も有ります。
その理由は、大抵想像されるのが、
稼働率が高いハイシーズン、ピークシーズン、またグループ予約の前後などの場合です。
そんな場合は、クレーム対象になりえるのでホテル側から代償として
アフタヌーンティやドリンクなどが無料利用できる手配をしてくれる場合があるかもしれません。
(確約ではありません)
ですが、自らチェックインの時間を過ぎて、ホテルに到着してもこの対象にはなりません。(当然ですが念のため)
チェックインの仕組み
日本とさほど違いませんが、具体的な順序は、
1、予約名を伝える
2、パスポートを提出
3、クレジットカードを掲示 デポジットとして一定額をブロックされる。
4、ホテルの設備の説明を受ける
5、鍵を受け取る
6、案内される
5番までガイドさんが代行手伝いをしてくれる場合もありますが、
ここで出てくる3番について、不安を抱く方が多いので次の章でまとめました。
デポジットの仕組み
この記事のメインでお伝えしたい内容として、デポジットの仕組みを説明します。
チェックインの際に、クレジットカードの掲示を求められる場合がありますが、
ホテル側は、お客様が滞在中、ホテル内で使用されるであろう見込み額を査定、
クレジットカード内の一定金額をブロックする、これをデポジットと呼びます。
金額はお客様の申し込み内容によって異なり
例えば、宿泊代金が未払いならそれ相当+1~2万円程度といった具合で
ホテルのランクによっても見込み金額は違ってきます。
例えば、宿泊費は支払い済みで3泊する場合>>2万円相当など、宿泊日数によって金額が違います。
このシステムは、お客様がホテル滞在中、レストランやスパを利用した場合、
支払いはお部屋付けで利用できるようになるので、
チェックアウトの際にまとめて清算が可能となります。
現金やカードを持ち歩く必要が無く、その都度の支払いが不要になるので楽ですよね。
ただし、気を付けたいのは、下記2点
① ホテル側がこのデポジット手続きを行うと、カード会社から案内メールが届くので、
一旦、カードが切られた(支払った)ように不安を感じる方がいらっしゃいます。実際はまだ支払ってはいない状態です。
② ホテルでブロックされた金額分、カードの使用限度額が減ります。
このように、支払ってはいないのに、使用限度額が減ると、
まるで使用したかのような錯覚になってもおかしくはありません。
お土産屋さんなどでカードで支払う際、エラーになる場合、
このブロックした金額があるために限度額を超えている可能性があることを覚えておきましょう。
デポジットの仕組みに対する対策・準備
1,ブロックされた金額を把握しよう。
カード支払いがエラーになった時も予想がつけば慌てず済みます。
2,事前に限度額をあげておく
カードで買物をする予定の方は、滞在先での使用予定額を見越して、
事前に限度額の設定を多くしておくなどの準備をすると良いでしょう。
限度額を減らされたくない方は、出来るだけホテルの宿泊費は先に支払っておくと、
ブロックされる金額が少なく済むことになります。
このように、実際は支払っていなくても
カードの使用限度額 ー ホテルのブロック額 = 残りの使用限度額
になる事を把握しておきましょう。
ブロックされた金額を上回った場合は?
ブロックされた金額を越えた金額になった場合の支払い方法は、
① ブロックされた金額+足りない分を別カード(あるいは現金)で支払う。
② ブロックされた分はそのままにして、別のカード(あるいは現金)で全額一括支払いをする。
現地で支払いが発生しなかった場合は?
上記の②の場合や、現地で支払いが無かった場合、ブロックされた金額は、どうなるのでしょう?
答え:一定日数が過ぎると自動的にリリースされます。
とはいえ、デポジットがリリースされるまでは、
カードの使用限度額は、減ったままになるので、心当たりのある方は、
チェックインの際にブロックされた金額と、解除までの期間を確認しておきましょう。
*ホテルによっては仕組みが違う可能性もあるので、現地で確認することをおすすめします。
もし、デポジットを断ったら?
人によっては現金だけを使いたい方もいらっしゃるかもしれません。
また、デポジット用のカードを持っていない場合などはどうなるのでしょう?
答え:ホテル滞在中の支払い時をお部屋付けで出来なくなります。
つまり、その都度支払うだけです。
その方が安心という方や、滞在中使う予定がない方は、チェックインの際に申し出れば、
支払いが発生するたびに、清算する事も可能です。
ですが実際、プールサイドでのんびりしていて、
「のどが渇いた」場合など、水着で泳ぐときも貴重品を部屋から持って出るのは逆に不安要素になりかねません。
そんな場合は、
カードを使わない派の方や、カードが無い方でも、滞在中はお部屋付けで過ごしたい場合、
カードの代わりに現金を預ける事が可能です。
そもそもデポジットは、都度面倒な支払いが発生しない為の仕組みですが、
未払いでのチェックアウトを防ぐためでもあるので、この方法が希望ならホテル側へ伝えてみましょう。
レイトチェックアウトについて
「レイトチェックアウト」は、そのまま、通常よりチェックアウトを遅くすることですが、
バリ島のホテルのほとんどが基本、チェックアウトの時間は正午12:00です。
たまに特典や稼働率が低い場合などで、レイトチェックアウトが付いている場合があります。
14時チェックアウトに変更したい場合などは、
チェックインの際に、最終日に何時まで大丈夫か、聞いてみましょう。
アーリーチェックイン同様、当日、あるいは到着後でないと、空き状況はわからない為、
チェック院の際にチラッと聞いてみると良いですよ。運が良ければのんびりできるかもしれません。
チェックイン前やチェックアウト後の荷物について
基本、チェックイン前や、チェックアウト後は、荷物を預かってもらえます。
引き取りの見込み時間は伝えなくても問題ない場合が殆んどですが、
ホテルによっては、24時間いつでも受け取れるとは限らない場合があるので、
遅くなる場合などは確認しておくと良いでしょう。
ただし、
必ず貴重品は、自分で管理しよう!
スーツケースが複数ある場合、チェーンや紐でどこまでが誰の物か分かるようにしてくれますが、
並べるだけのホテルもあります。
自分のスーツケースには分かりやすい目印をつけておくと安心ですね。
例えば、シンプルな黒のスーツケースの場合、
だと取り間違いの可能性も出てくるので気を付けましょう。
日本の安宿やゲストハウスは、スーツケースを置くスペースが無い、
あるいは、受付の営業時間が限られる等で
チェックイン前やチェックアウト後に荷物を預けられない場合があります。
その点、
バリ島には、コインロッカーは存在しませんが、広さに余裕があるホテルが多いので、
宿泊ホテルの金額に関係なく、無料で24時間預買ってもらえるのは便利ですね。
あとがき
海外のホテルでは、金銭面に不安はつきもの。
今回は、ホテルのチェックイン・チェックアウトの仕組みと共に、
「クレジットカードのブロック」について説明させて頂きましたが、
これらを把握し、事前に準備や心構えを知ることで、いつかのホテル滞在が楽しく安心して過ごしていただけますように!