こんにちは、なんちゃってバリ嫁のなおみです。
いつかバリ島で暮らしてみたいと考えている方にとって、
日本とバリ島はどれぐらい違うのか?気になるのではないでしょうか。
そこで、バリ島在住25年以上の私から
インドネシアのルールや常識、バリ島あるあるを
「家」「生活」「飲食」「人」「学校」「交通」「その他」
のカテゴリー別にまとめてみました。
バリ島あるあるを知って、旅の想い出をより深く刻んでみてくださいね。
家編
・家は鉄筋コンクリート、屋根は瓦 日本よりかなり地震は少ないです!
・床は基本タイル ←濡れても平気❤ひんやり気持ちいい!
・窓枠は木製 ←サッシがあるのは稀なので気密性が低い
・網戸は基本使わない ←蚊よけはスプレータイプが一般的
・窓の上に風通り良くなるための別枠を作る ←イモリも自由に通過できる構造
・扉はドアタイプ、スライド式は特注のみ ←あってもつまりがち…
・天井が高い(低くても約3m) ←風通しよく涼しくするため高くしがち+電球の交換は専用棒を使う
・トイレとシャワーが同じ空間 ←トイレの床が濡れている
・高い位置にコンセントを作りがち ←万が一水浸しても安心(見た目はイマイチ)
・気密性に欠ける ← 風通しの良さが売り
・雨漏りしない家は稀 ←家探しの時の注意点
・脱衣所や洗面所がない家がある ←その場合、台所で済ませる
*もちろん”必ずこうなっている”という訳ではありませんが、よくあるパターンなんです。
生活編
・室内の電気の明るさ暗め ←オレンジっぽい薄暗さ
・地震は少ない
・女の子は赤ちゃんの時にピアスをあける ←大きくなってからでは痛くて可哀そうなので早めが最良という考え方
・携帯電話のカメラ撮影は音なし設定可能 ←どの機種でもサイレントモードとシンクロしている
・ワッツアップアプリは仕事の連絡で必須
・デリバリーの使用頻度高め ←ゴジェック、グラブなど
・宗教が溶け込んでいる ←お祈りやお供え物を欠かさない感
・地べたにそのまま座るの平気
・体調が悪いと風が入る「masuk angin」と言う ←風邪のひき始め
そんな時は漢方のハチミツシロップを飲みがち
・音楽は大音量で聞きがち ←夜うるさくても怒られない
・ごみを捨てる時分別は不要 ←楽
・使えるごみはすぐ拾われていく ←驚くほど速い!
・日常のごみ収集はお金を払わないと来ない ←月400円程度するので、近所のゴミ捨て場にバイクで捨てに行く人が多い
・ゴミ捨て場では、リサイクルに使えるペットボトルなどを拾う人が多い
・紙類やペットボトルはキロで売れる ←売り先は一部のローカルだけが知っている
・ローカルの家はトイレットペーパーがない ←ウォシュレットは左手
・トイレットペーパーやティッシュはトイレに流してはいけない ←ゴミ箱へ!
・屋外ならどこでも喫煙可能 ←バイクに乗りながらのたばこ+ポイ捨てあり
・家中掃除はほうきとぞうきんがけ ←掃除機があるのは外国人宅だけ
・朝晩シャワーを浴びる ←お祈り・お供え前は必ず
・朝シャン後は自然乾燥が多い ←髪が濡れたまま通勤あるある
・子供は夕方にシャワー ←水あびなので寒くないように
・靴はラックに積んで置く ←下駄箱を使う風習がない。湿気る、部屋の外だと盗まれやすい、犬にかじられる
・雨が降るとビニール袋を頭にかぶる人も ←かなりローカル
・バリ島新年は外出不可 ←ニュピと呼ばれ空港も閉鎖
・クレンジングとふき取り化粧水だけでメイク落とし済ませがち
・方向の説明を東西で言いがち ←わかりにくい💦
・信仰心が強い
飲食編
・水道水は飲めない ←沸かして飲むか飲料水を買う
・料理は一日1回 ←油料理が多い!
・腐らないよう火をしっかり通す ←肉固め
・まな板はあまり使わないが、使う時は座って使う
・トマトには塩ではなく砂糖
・フルーツにコンデンスミルクやチーズかけがち ←チョコもかけたりする
・冷蔵庫小さめ ←その日ごとに買うため
・電子レンジ、トースター、オーブンがない家が多め
・ガスコンロで調理 ←IHは珍しい
・ケンタッキーとマクドナルドはいつも近くにある
・ケンタッキーとマクドナルドの中には子供が遊ぶスペースがある
・わんちゃんOKレストランが多い ←オープンエリアでもダメな所もあり
人編
・おっちゃんがたむろしがち ←男子の井戸端会議は近所の集会所で行われる
・昼間でも凧揚げや釣りをしている大人がいる
・会話に冗談は欠かせない
・なんでもオープンに話がち ←実話*銀行のカウンターでセールスされた際、申し込んだ日本人の名前を挙げて信用を乞う💦
・どこでもプライベートな質問多め ←住んでるエリア、通リの名前
・なんでもかんでも「クナパ?なんで」と聞いてきがち
・知人の日本人名を出して「知ってる?」と聞かれがち
・大工もビーサンで仕事
・17歳を派手に祝う
・もらったお土産にも文句を言いがち ←人による
・芸能人のパートナーは一般人でもプライベートなし ←個人名までオープン
・人のサンダルの上踏んでサンダル脱ぎがち ←人が集まる時限定
・約束時間に遅れがち
・遅れる場合、約束時間より先に連絡してこない
・言い訳しがち
そのほかバリ島の恋愛事情について気になる方は
こちらの記事もご覧いただけます。
学校編
・新学期が7月
・入学式がない
・義務教育がないので、中学から受験がある
・授業開始時間早い ←小学校平均7時、中学高校6時半
・低学年は昼で終わり
・生徒が多く午後クラスと二部制もあり
・小学校から制服 曜日で色が違う
・靴は絶対黒無地
・かばんは自由
・上履きに履き替えない ←まれに幼稚園で靴を脱ぐ学校もあるが先生は靴のまま
・アルファベットは小文字から習う
・一斉テストなどは科目ごとに全員に成績公開される ←プライベートの概念が薄い
・月謝が親の給料次第で査定ありの学校がある
・小学校からボールペンを使う 鉛筆ならB
・小学生はノートには柄隠しのカバーをさせられる
・教科書一部科目使いまわし年度末回収あり(少し昔の話かも)
・先生用事で欠席しがち>その場合代わりの先生ではなく次週になりがち
・校庭狭め 公立高校は広い
・運動会がなく発表会的なイベントのみ ←演目は踊りやモデルのキャットウォーク
・親はわが子の発表の際、最前列で撮影しまくりがち ←ほかの人見えない💦
・体育でマット運動しない
・跳び箱や鉄棒がない
・プール授業ない学校多め ←学校にプールが無いので
・小学校から英語授業がある ←日本語も週一程度習う
・小学校から宗教ごとの授業がある
バリ島の学校についてもっと詳しく知りたい方は下記の記事もご覧いただけます。
交通編
・免許はバイクも車も17歳から
・運転ルールは独特 ←日本と同じ右側通行だけど前だけ見る運転しがち
・バイクの一方通行逆走はOK
・宗教衣装を着ていたらヘルメットなしでもOK
・信号機の青は「緑」という
・信号が変わるたびに黄色が入る 赤→黄→緑 緑→黄色→赤の順
・信号で車が直進時の合図にハザードランプ点灯
・夜信号待ちでもライトは消さない
・バイク二人乗り(以上も)OK ←私も過去最高子供と5人乗り💦
・バイクが左折の際、手で曲がる合図出しがち
・なんでもバイクで運ぶ 例大凧、長い建築資材、屋台道具
・交通事故時にミラーのかすり程度ならごめんで終わり ←警察呼ばないことも多々
・事故があると渋滞になる ←助っ人と大量の野次馬+ゆっくり進みながら様子を見る人が多い為
・儀式で一般道を通行止め、事前インフォなし ←迂回するか待つのみ
・パトカーの先導で優先走行が手配できる ←VIPゲストや儀式などで使われる
・教習所がないので練習は一般道
・信号に物乞い(子供を抱いたお姉ちゃんと小さな子)
・ギターのアカペラおじさんいがち
・人用の信号機は少なくあっても手動で派手な音
・高校に車で通う生徒がいる ←ごく一部の富裕層
カフェ・コンビニ・ファッション編
・お洒落なカフェが沢の山♥
・昼間でもテーブルにキャンドルはハエ除け
・ローカルエリアはドリアン持ち込み禁止、ドリンク、食べ物持ち込み禁止の表記あり←書かないと持ち込む人がいる証拠
・おつりが飴はもうない
・ティッシュ売りの子供が多い ←髪留めも一緒に売っている場合もある
・駐車代を請求する交通整理のおじさんいがち
・駐車スペースには別の屋台がありがち
・ローカルと外人でファッション系がわかる
・柄オン柄で合わせがち ←特に家着
・袖付きサマーワンピ(ムームータイプ)はバリでは寝間着
・市場に綺麗な服で行くと高い値段を言われる
・市場でヘルメット被ったまま買い物しがち
・バイクでドライブスルーもあり
その他 ペットや実例など
・犬は放し飼い ←ニワトリも一部自由
・バイクに飼い犬を載せて一緒にお出かけよく見る
・(昔は)牛が道路を歩いてたが、最近見ない
・良い犬は盗まれる可能性大
遅刻の理由トップ3
1位「OTW(オーテーウェーと発音)」On the wayの略で「今向かってる」と回答
2位「ガソリンが売り切れてた」
3位「赤信号」や「渋滞」
・興味があれば率直に聞いてくる ←しかも質問がめっちゃプライベート
例>「どこに住んでいる?」「何通り?」
・質問が実は軽い挨拶だったりする ←「聞いてどうする?」質問も多々
理由>単純に日本語が使いたい、ナンパ、挨拶といった理由が一般的
・日本人の知り合いは名指しで知っているか聞いてくる ←親日家が多い
こんな風に、フレンドリーな挨拶の中にもいろんなパターンがあります!
あとがき
相手が日本人とは限らず、バリ人同士でも同じ会話をしていたりするので、
「プライベートな質問!」と、神経質になるより「慣れる」方が楽ですよ。
そういえば…と頭の片隅にインプットしておくと、「あ~これか!」と共感していただけるのではないでしょうか。
知らずにイラっとするよりきっと笑顔になれるはず。
会話にいかに冗談を交えるかが、コミュニケーション能力が高いと思われがちなので、
たとえ片言でも伝える努力をすると、楽しい会話になるでしょう。
良く言えば自己肯定力が高く素直、悪く言えば厚かましく失礼
と、とらえ方は人それぞれ
海外では日本の当たり前の物差しが通じないのも、旅の醍醐味。
こんなこともあるのねと、参考になれば幸です。
もっと日本との違いを知りたい方はこちらの関連記事も