こんにちは、
今回は、2019年12月26日から2020年1月7日
バリ島から日本に一時帰国した際の帰路
中国東方航空を使って広州で14時間の経由時間内に、無料でホテル滞在をした際の手順をまとめました。
空港のコードはCAN
正式名称は広州白雲国際空港(こうしゅうはくうんこくさいくうこう)
香港に近い位置にあり北京首都国際空港、上海浦東国際空港に並ぶ、3大空港の1つ。
↑スペルはカナで読みにくいので、同一と認識しにくいのでご注意💦
KIX関空–CXN広州間は4時間10分のフライト
広州はバリ島と同じ時間で、日本との時差は1時間。
関空から朝8:30出発の便だったので、空港まで2時間かかる京都の実家からは、始発電車ででギリ間に合うかどうか…、という時間。
もし交通渋滞や通行止めなどがあれば大変なことになるので
★絶対に乗り遅れないため
★早朝に起きて移動するより寒くないし疲れなそう
★何より節約
の3つの理由で、一晩関空のベンチで過ごしました。
関空には夜ベンチで過ごせる専用の場所がありますが、当時私は知りませんでした汗
関空2階国内線出発フロアの南端、
郵便局前のファミリーマート付近のロングベンチが沢山背中合わせで並んでいる場所は、
トイレも近く給水所もあったのですが、ホームページによると、2022年4~6月まで一部リノベーションを行いるとのこと。
ではここから広州の様子を具体的に
CAN広州 – DPSデンパサール間は、5時間のフライトで日本との時差は一時間
12:30に広州到着後DPSデンパサール行きの出発時間01:35まで実質14時間の様子です。
広州で短期入国ビザを取る
広州の空港はとても広く、綺麗で ”トランジット”の案内板を頼りに入国審査ゲートカウンター前に到着
始めは「入国しますか?」と聞かれたので、「No」と、回答したのですが、
近くに短期シングル入国ビザは無料と書かれている張り紙があったので聞いてみると、ホテルへ行く事も出来て送迎も無料との事。
それなら!と言う事でチャレンジすることに変更しました。
専用の用紙に記入し、奥へ進み番号順に一人ずつ呼ばれ、面接状態で書類確認がありました。
この段階では、ホテルについて何の情報もなくまだ半信半疑。
そこで、イミグレのお兄さんに聞いてみたときは
「それはあちらで確認を」
とのこと。
その後無事、短期入国ビザのスタンプをパスポートに押してもらい、空港出口に進みました。
途中、あまりに案内板が無いので、歩いている人に聞くと「右へ」との事。
それだけを頼りに進み、建物の端にやっとトランジットホテル送迎のカウンターを発見した時には、かなりホッとしました。
ホテルを選ぶ
そのカウンターでのプロセスはまず、
1,タブレット画面にある沢山のホテルイメージから好きなホテルを選ぶ
2,パスポートとチケットを見せる
3,代表者が名前・フライト番号など入力のみです。
1,選べるホテル情報は、タッチパネルをスクロールすればどんどんん出てくる状態
ホテルの名前、料金、空港からの何分と、ロビーと部屋のイメージ写真がありました。
それらはどれも、中国らしい色使いのインテリアで、地元のビジネスホテル的な雰囲気です。
そこで、街の様子が見られるように、「空港からの距離」を基準に、空港から14分の距離のホテルを選びました。
選んだホテルはこちら
ホテル HJ Grand hotel
https://goo.gl/maps/8NKfZ7PHLT3sEhx48
空港からホテルまでの送迎車
ホテルを選んだあとは、名前を呼ばれるまでベンチで待て
との事。
お腹が空いていたので、少し先に見えているバーガーを買いに行きたかったのですが、何分ごろ出発という案内が無かったので、その場を離れる事が出来ない状態。
また、その時点では、中国のキャッシュを全く持っていなかったので、既に入国した中国でカードが使えるかも不明。
どうしようか…と考えている間に、すぐ名前を呼ばれたので、買いに行かなくて良かったという結果でした。
空港外の駐車スペースまで少し歩かされ、年季の入った小型バスに案内されました。
(バスは、バリ島のベモを少し大きくした感じ)
幸いトイレの心配が無かったのが、なによりラッキー。
車窓から見える広州の街並みには、一切青空が無く、一面の雲。
少しジャカルタの高速道路に似てるかな。
冬だったせいか木々の緑も枯れた色で殺風景なイメージ
これはその日の天気なのかPM2.5なのかはわかりませんが、この後、コロナがこんなにも広まるとは…。
それと同時に、バリ島のリゾートなイメージが素敵か、改めて思いなおした時間でもありました。
ホテルにチェックイン
慣れた様子で、無料枠のチェクイン手続きをしてくれるスタッフさんに、空港に何時に行きたいかを聞かれました。
01:35の便でしたが、11:00ホテル出発で依頼して部屋へ。
私は、子供二人と三人だったのですが、驚いたのは、「何部屋必要?」と言われたこと。
ありがたいことに2部屋確保してもらえました。
広いロビーは新年を祝う赤い提灯がぶら下がったデコレーションがあり
シンプルで天井高い吹き抜けロビー全体に空調が効いた大型ホテルで
レストランや売店もありました。
部屋の大きさはスーツケースも余裕で広げられる余裕の広さ
浴衣もスリッパも付いていて文句ない設備。
スーツケースは預けたままなので、無いんですけど…。
スケスケお風呂は、ロールカーテンが下ろせる仕組み。
珈琲と紅茶じゃなくてお茶と紅茶なのがアジアっぽいです。
とはいえ、ここは中国4千年の歴史ある街、
チェックイン後ホテル周辺に食べ物屋さんがあるのか、
ロビーで聞いて徒歩散策をしてみました。
両替もして。
広州のタグ順序街の様子
ホテル周辺は交通量の多いエリアだったのか、
生活感が少なく人通りもまばらでした。
いかにも中国らしい水墨画がこんなところにも!
ホテルを出てずっと左に進み曲がった辺りは、広い道路でたまに車が行き交う程度。
ただ…道路の隅は、市場の生ごみの湿ったような、嫌なにおいがツンと鼻につきました。
お世辞にもキレイと言えない雰囲気。
でもそれはそれで、新鮮で、
初めて上陸した中国を必死で楽しもう精神がウキウキさせてくれました。
~ランチ~
とりあえず腹ごしらえをしたくて、レストランを探すも、内臓とか珍味系の高そうな店ばかりで、
普通の飲茶らしきものがなかなか見当たりませんでした。
漢字が使われていると言っても中国の読めない漢字だらけで、店名もメニューもわからず、しばらくウロウロして
写真付きの看板を発見します。
このメニュー
左のお肉は無くても良かったのですが、言葉の壁で「単品」オーダーが出来なかった結果です。
店内の雰囲気は、カジュアルな食堂的で、唯一ドリンクがセルフサービスで飲める!
と言う事が、漢字から分かって嬉しかったのをはっきり覚えています(笑)
とはいえ、ディスペンサーの仕組みが良く分からず戸惑っていたらおばちゃんが手伝ってくれて、更に嬉しかった想い出が出来ました。
入店後いきなり指差しジェスチャーで頼む冒険をした武勇伝気分に浸っていたら、
実は英語メニューもあったことを後から知りました。
食べた事ないスープの味…というか味が薄く、肉はしっかり煮込んだ味がしていました。
~薬を買う~
初めての中国、普段メディア内でしか見ることの無かった中国の子供達を生で見てコーフンしてました私!
微笑ましい午後のひと時。
ただ、私は少し鼻水が出ていたので、街中で鼻水の薬を買うというミッションを自分に課してみました。
ここは中国4千年の歴史ある街、きっと良い漢方薬なり薬が買えるはず!
とはいえ、中国語は全くできないので、
事前にホテルのWifi を使って、グーグルで調べたものをスクショしておくというマニュアル方式で街の人に聞いてみる
まさに「体験型はじめてのお使い」を楽しみました。
便利な時代にネット環境が無い状態でコミュニケーションを取る楽しみ!
ですが、薬局自体がなかなか見当たらず、何度も地元の方に声をかけ、やっと発見。
無事購入できました。
ついでに、ホテルへ戻る前に、売店でジュースとお菓子も購入。
当たり前ですが中国語のロゴが新鮮で面白い。
色やイメージでなんとなく中身が分かる不思議
分かりやすい漢字も❤
と、無事、街ぶらも初めてのお使いも終え、シャワーを浴びて昼寝をし夜のフライトに供えました。
インスタントコーヒーは安定の味。
”抹茶”はもはや世界の共通語ですね。
ツインとキングの二部屋でバスタブにも浸かり、前夜から空港ベンチで過ごしてきた疲れを全て癒すことが出来ました。
これを航空会社が支払ってくれているのかと思うと、感謝しかありません。
バスタブを希望する場合ダブルをリクエストした方が良いです。
デンパサールへ戻る
夜中の空港は、怖い程ガラガラで、ロボットがチェックインを行えるようになっていたりバリ島より進化してる気がしました。
空港で夜ご飯を済ませる為、早く着いたものの、夜中でほとんど閉まっていたので、結局、帰路は本場の飲茶が味わえず
ファーストフードで済ませました。
まとめ
という訳で、思わぬ帰国途中のぷち中国旅行ができたのですが、
もし中国南方航空を利用して、広州で長時間経由する場合、
短期滞在ビザが無料で取れて、空港内でホテル手配が可能です。
コロナ等の影響で、インフォなく変更している可能性もあるため、
ご利用前にはご自身でお調べになってからをお勧めします。